ビザの就労条件、レジュメと面接でどう伝える? — WHV・学生ビザの「Working Rights」の書き方
AU の求人では「Working Rights (就労資格) はありますか?」とほぼ必ず聞かれます。WHV や学生ビザの就労条件を、レジュメ・カバーレター・面接でどう伝えれば印象が良いかを、具体例つきで解説します。VEVO の確認方法も紹介します。
AU で仕事に応募すると、ほぼ必ず聞かれるのが 「Working Rights はありますか?」 という質問です。
これは「あなたはこの国で合法的に働ける資格があるか」という確認。雇い主は、就労資格のない人を雇うと罰則を受けるため、採用の最初の段階で必ずチェックします。
WHV や学生ビザの人は「条件付きで働ける」立場なので、どう伝えるかで印象が変わります。この記事では、レジュメ・カバーレター・面接での伝え方を具体例つきでまとめます。
まず自分の就労条件を正確に知る
伝える前に、自分のビザで何ができて、何ができないかを正確に把握しましょう。代表的なものは次の通りです。
- WHV (Working Holiday / 417・462): 働けるが、同じ雇い主のもとで原則 6 か月などの制限がある
- 学生ビザ (Student / 500): 就学期間中は 2 週間で一定時間まで、休暇中はフルタイム可、などの制限がある
- 永住・特定のビザ: 制限なしで働けることが多い
条件はビザの種類や発給時期で変わります。思い込みは禁物。自分のビザ番号と条件は、政府のオンライン確認システム VEVO (Visa Entitlement Verification Online) で確認できます。詳しくは内務省の公式サイト immi.homeaffairs.gov.au を参照してください。
レジュメには「一言」添えると親切
レジュメ本体に長々と書く必要はありませんが、就労資格があることを一言添えると、採用担当が安心します。Header (連絡先) の近くか、Personal Statement の中に入れるのがおすすめです。
例:
Working Holiday Visa (Subclass 417) — eligible to work in AustraliaFull working rights (Student Visa, up to 48 hours per fortnight)Available for full-time work until [月/年](ビザの有効期限を添える)
💡 期限を添えると、雇い主は「いつまで働いてもらえるか」が分かって計画を立てやすくなります。短期しか働けない場合も、隠さず正直に書く方が信頼されます。
カバーレターでは「前向きに」触れる
カバーレターでは、制限をマイナスに見せない書き方を意識します。
- ❌
I can only work 6 months because of my visa(ビザのせいで 6 か月しか働けません) - ⭕
I hold a Working Holiday Visa and am available to start immediately(WHV を持っており、すぐに働き始められます)
「すぐ働ける」「フルタイム可」など、雇う側のメリットを前面に出すのがコツです。
面接で聞かれたときの答え方
面接で Do you have working rights in Australia? と聞かれたら、はっきり・短く答えます。
Yes, I have a Working Holiday Visa, so I'm eligible to work full-time.Yes, I'm on a Student Visa and can work up to 48 hours per fortnight during term, and full-time during holidays.
続けて I can show you my visa details through VEVO if needed. (必要なら VEVO で確認できます) と添えると、とても誠実な印象になります。
やってはいけないこと
- 嘘をつく: 就労条件をごまかすのは絶対 NG。発覚すると解雇・ビザにも影響
- 条件を隠す: 後から「実は 6 か月まで」だと、雇い主との信頼を失う
- 確認しないまま応募: 自分の条件を把握せずに「働けます」と言うのは危険
正直に、かつ前向きに伝えるのが、結局いちばん早く決まります。
まとめ — 「正直 × 前向き」が信頼を生む
- 自分のビザ条件を VEVO で正確に把握する
- レジュメに就労資格を一言添える (期限も書くと親切)
- カバーレター・面接では雇う側のメリットを前面に
- 嘘や隠しごとは絶対にしない
就労条件は、伝え方しだいで「リスク」ではなく「すぐ働ける安心材料」になります。
ビザ情報を含む連絡先まわりを AU 標準フォーマットで整えたいときは、レジュメ作成ツール を使うと、Working Rights の一文も自然な英語で配置できます。自分のビザの正式な条件は、必ず公式サイト immi.homeaffairs.gov.au で最新の情報を確認してください。