英文レジュメの「見た目」で損しない — AU 標準のレイアウト・長さ・フォント完全ガイド
中身は良いのに、レイアウトのせいで読み飛ばされる英文レジュメは意外と多いです。AU の採用担当が見やすいと感じる構成順・ページ数・フォント・ファイル形式を、はじめての人向けにまとめました。提出前のチェックリスト付きです。
英文レジュメは、中身と同じくらい「見た目」が大事です。
どんなに良い経歴でも、文字がぎっしり詰まっていたり、構成がバラバラだったりすると、採用担当者は最後まで読んでくれません。AU の採用担当は 1 枚のレジュメに数十秒しかかけないと言われています。その数十秒で「読みやすい」と思ってもらえるかが勝負です。
この記事では、AU 標準のレイアウト・長さ・フォント・ファイル形式を、はじめての人向けにまとめます。
セクションは「この順番」が基本
AU の英文レジュメは、上から下へ次の順番で並べるのが定番です。
- 氏名・連絡先 (Header) — 名前、電話番号、メール、住んでいる都市
- Personal Statement / Summary — 自分を 2〜3 行で要約 (任意だが効果的)
- Work Experience — 職歴 (新しいものから順に)
- Education — 学歴・資格
- Skills — スキル (言語、ソフト、資格など)
- References — リファレンス (
Available on requestでも可)
業種によって多少前後しますが、職歴を上の方に置くのが基本です。学歴より「何ができるか」を先に見せます。
💡 写真・生年月日・性別は 載せません。AU では差別防止の観点から、これらは書かないのが慣習です。日本の履歴書との大きな違いです。
ページ数は 1〜2 枚に収める
「経歴を全部書きたい」という気持ちは分かりますが、長すぎるレジュメは逆効果です。
- WHV・学生・経験が浅い人: 1 枚に収める
- 経験が豊富な人: 2 枚まで
3 枚以上はほぼ読まれません。古いバイトや関係の薄い経験は思い切って削り、応募する仕事に関係するものだけを残しましょう。
フォントと余白で「読みやすさ」を作る
見た目の印象は、フォントと余白でほぼ決まります。
- フォント: Arial、Calibri、Helvetica などシンプルな書体を 1 種類だけ
- サイズ: 本文 10〜12pt、見出しは少し大きく
- 余白: 上下左右にしっかり空ける (詰めすぎない)
- 装飾: 色や飾り罫は最小限。白黒でも読めるように
凝ったデザインより、スッキリして読みやすい方が AU では好まれます。デザイナー職など一部を除き、奇抜なテンプレートは避けましょう。
箇条書き (Bullet points) で職歴を書く
職歴は文章ではなく、箇条書きで書きます。1 行 1 アクションが基本です。
- ❌ 長い段落でダラダラ説明する
- ⭕ 動詞から始まる短い箇条書きを 3〜5 個
各行を強い動詞 (Action Verb) と数字で書くコツは、過去記事「英文レジュメが一気にプロっぽくなる動詞と数字」も参考にしてください。
ファイルは「PDF」で出す
提出形式にも注意。特に指定がなければ PDF で出しましょう。
- Word (.docx) は、相手の環境でレイアウトが崩れることがある
- PDF なら、どの端末でも作ったままの見た目で届く
- ファイル名は
FirstName-LastName-Resume.pdfのように分かりやすく
メールやオンライン応募で送るときも、PDF にしておけば安心です。
提出前チェックリスト
出す前に、この 7 つを確認してください。
- 名前・電話・メールが一番上にある
- 職歴が新しい順に並んでいる
- 写真・生年月日を載せていない
- 1〜2 枚に収まっている
- フォントは 1 種類でサイズが揃っている
- スペルチェック済み (AU スペル:
organisedなど) - PDF で保存した
まとめ — 「読みやすさ」が最大の武器
- セクションは氏名 → Summary → 職歴 → 学歴 → スキルの順
- ページは 1〜2 枚、写真と生年月日は不要
- シンプルなフォント 1 種類、余白をしっかり
- 職歴は箇条書き、提出は PDF
レイアウトを AU 標準に整えるだけで、中身が同じでも印象は大きく変わります。
役割名や職種の一般的な英語表現は、政府のキャリア情報サイト Your Career (yourcareer.gov.au) で調べられます。レイアウトと中身、両方を整えたいときは、入力するだけで AU 標準フォーマットに組んでくれる レジュメ作成ツール も使ってみてください。フォント・余白・PDF 出力までまとめて整えられます。