来豪したらまず銀行口座 — 給料を受け取るための AU 銀行口座の開き方と必要なもの
オーストラリアで働いてお給料をもらうには、現地の銀行口座が必要です。WHV でも開けます。主要銀行の選び方、開設に必要な書類、TFN や Super との関係、口座情報を雇い主に渡すまでの流れを、来豪したばかりの人向けにまとめました。
オーストラリアで仕事を始めると、お給料は現地の銀行口座に振り込まれます。
「日本の口座じゃダメなの?」— はい、基本的にダメです。給料も Super (退職年金) も、AU の銀行口座が前提。だから来豪したら、TFN (税番号) と並んで最初にやることのひとつが銀行口座の開設です。
この記事では、WHV や学生でも口座を開ける流れを、来豪したばかりの人向けにまとめます。
なぜ最初に口座が必要なのか
口座は、お金まわりのほぼすべての入り口になります。
- 給料の受け取り: 雇い主に口座情報を渡して振り込んでもらう
- Super (スーパー): 退職年金の管理にも関係する
- Tax Return (確定申告): 払いすぎた税金の還付先になる
- 生活費: 家賃・携帯・買い物の支払い
仕事が決まってから慌てないよう、働き始める前に作っておくのが理想です。
どの銀行を選ぶ?
オーストラリアには大手銀行 (いわゆる「Big Four」) があり、どこも WHV・学生向けの口座を用意しています。選ぶときのポイントは次の通り。
- ATM・支店の多さ: 自分の住むエリアで使いやすいか
- 月額手数料: 無料、または条件付き無料のものが多い
- アプリの使いやすさ: 残高確認・送金がスマホで完結するか
- 海外からオンラインで開設できるか: 渡航前に申し込める銀行もある
「友達が使っているから」で選ぶ人も多いです。送金 (割り勘など) が同じ銀行同士だと楽、という面もあります。
開設に必要なもの
口座開設に必要なものは、銀行や開設方法 (店頭/オンライン) で多少違いますが、だいたい次の通り。
- パスポート (本人確認の必須書類)
- オーストラリアの住所 (滞在先・シェアハウスでも可)
- 電話番号 (現地の SIM があるとスムーズ)
- ビザ情報 (WHV など、就労資格の確認に使われることがある)
- TFN (口座開設時、または後から登録。利子の課税に関係する)
💡 TFN は口座開設の「必須」ではないことが多いですが、登録しないと利子に高い税率がかかる場合があります。取得したら早めに銀行へ登録を。TFN についての公式情報は税務当局 ATO の ato.gov.au を参照してください。
開設のおおまかな流れ
- 銀行を選び、オンラインまたは支店で申し込む
- パスポートなどで本人確認 (店頭なら対面、オンラインなら後日)
- 口座番号 (BSB と Account number) が発行される
- デビットカードが後日郵送で届く
- アプリ・ネットバンキングを設定
BSB は支店を示す 6 桁の番号、Account number が口座番号です。この 2 つを給料振込や送金で使います。
口座ができたら — 雇い主に情報を渡す
仕事が決まったら、入社書類で口座情報の記入を求められます。渡すのは主に次の情報。
- 名義 (Account name)
- BSB
- Account number
これで給料が振り込まれるようになります。同じタイミングで TFN や Super の口座情報も聞かれることが多いので、まとめて準備しておくとスムーズです (Super については過去記事「Superannuation って何?」を参照)。
まとめ — 働く前に整えておこう
- 給料・Super・税還付すべてに AU の銀行口座が必要
- 大手銀行は WHV・学生向け口座を用意。手数料とアプリで選ぶ
- パスポート・住所・電話・ビザ情報を準備
- BSB と Account number が振込のカギ
- TFN は早めに銀行へ登録
口座・TFN・Super がそろえば、お金まわりの準備はほぼ完了です。
なお、口座開設や入社書類で求められる氏名・住所・連絡先は、レジュメと同じ情報です。AU 標準フォーマットで レジュメ を一度作っておくと、こうした手続きのときの控えとしても役立ちます。税金まわりの最新情報は必ず公式サイト ato.gov.au で確認してください。